中部支部研究報告集No.28

特別寄稿
中部支部支部長 滝沢隆幸先生の遺されたもの 熊沢一衛
研究報告
モンテーニュの「友情」論をめぐって―「個」の問題とのかかわり 坂本久生
ミュッセの『ガミアーニ』をめぐって 吉田泉
ロートレアモンにおけるIdentité culturelle 下村武
父子関係の崩壊―『ペレアスとメリザンド』における父親の存在について 内田智
ユイスマンス研究―作家活動後半期のユイスマンスについて 岩淵邦子
レーモン・ルーセルと演劇(2)―戯曲版『アフリカの印象』を中心にして 永田道弘
失われた時を求めて』における蒐集家たち 加藤靖恵
アルベール・カミュにおける「反抗」について 村井大介
Gustave GUILLAUMEの動詞分析におけるchronogénèseとchronothèse 田豊
シンポジウム
文学と政治―フローベールユゴークリステヴァ 松澤和宏
文学と政治 丸岡高弘
政治と文学―ジュリア・クリステヴァの「記号分析」の観点から 原田邦夫
『総合テクスト科学の構築』について 松澤和宏
テクスト研究の新たな地平 佐藤彰一
講演会報告
国際シンポジウム「テクストとその生成」 松澤和宏